『スタートレック:ディスカバリー シーズン4』、背景画制作にROE VISUALを起用
PixomondoとWilliam F. Whiteのバーチャルプロダクションスタジオで撮影を完了
チャッツワース, アメリカ(2021 年 10 月 14 日) – エミー賞を受賞した、ストリーミングサービスであるParamount+によるドラマシリーズの『スタートレック:ディスカバリー シーズン4』と、近日公開予定の初回スピンオフ作品『スタートレック:ストレンジ・ニューワールド』は、先日カナダ・トロントのPixomondo社(「PXO」)およびWilliam F. White International社(「WFW」)の主力バーチャルプロダクションステージで撮影を終えました。両シリーズとも、カナダ・トロントにあるPXOとWFWの新しい施設にある広大なROE Visual LEDボリュームに表示されるバーチャルな背景環境を採用しました。
「LED ボリュームは、リアルなバーチャルセットの作成に最適です。従来のグリーンスクリーンの代わりにバーチャルプロダクション技術を適用することで、俳優たちはより良い演技力を発揮し、ダイナミックなバーチャルシーンに直接関わることができます。」と、『スター・トレック』シリーズのリードビジュアルエフェクトスーパーバイザーのJason Zimmermanはコメントしています。
Michael Gibson/Paramount+ ©2021 ViacomCBS Streaming, Inc. 全著作権所有
PXO は、アカデミー賞やエミー賞を受賞した視覚効果およびバーチャルプロダクション会社として、その創造性 と、映画、テレビ、コマーシャル向けのプレミアムポストおよびプリプロダクションサービスで世界的に有名です。同社は「インカメラVFX」の新たなスペシャリストであり、現在トロントに2つ、バンクーバーに1つのVPステージを建設中で、すべてのステージにROE VisualのLEDボリュームが装備されています。壁はBlack Pearl BP2V2のLEDパネルで、天井はCarbon Series CB5のLEDパネルで構成される仕様となっています。3つのステージはすべて、映画・テレビ業界に制作機材とスタジオスペースを提供するカナダの大手企業、PXOとWFWによって構築されています。
PXOは、『スター・トレック』シリーズのプロデューサーと長い間仕事をしてきました。同社は2013年の長編映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のVFX作業でオスカーにノミネートされ、2017年の番組開始以来、『スター・トレック:ディスカバリー』に携わったほか、『スター・トレック:ピカード』『スター』にも携わっています。
PXOのトロントとモントリオールのスタジオ責任者であるMahmoud Rahnamaは、次のようにコメントしています。
「『スタートレック』のような象徴的なシリーズをバーチャルプロダクションの新時代に導くことは、スリリングな経験でした。ROE Visualのような技術パートナーがこの冒険に加わってくれたことに感謝しています。ROE VisualのLED製品は、業界全体の品質基準を設定し、絶妙で信頼性の高い性能を発揮し、傑出した鮮やかな色と市場をリードする輝度を実現しています。」
「『スタートレック:ディスカバリー シーズン4』の制作過程に参加できることを大変嬉しく思います。」と、ROE Visual USのマネージングディレクターであるFrank Monteroはコメントしています。「大型LEDスクリーンとバーチャル・プロダクション技術は、ストリーミング放送事業者にクリエイティブな境界線を押し広げながら、制作効率を向上させる新たな機会をもたらしています。PXOやWFWのトロントスタジオのような先進的な施設は、高品質なコンテンツに対する需要に応えるために必要不可欠なものです。この素晴らしいカナダの施設で、より多くのクリエイティブチームの映画やシリーズの制作に貢献できることを楽しみにしています。」
『スタートレック:ディスカバリー』は2021年11月18日にParamount+で初放送され、『スタートレック:ストレンジ・ニューワールド』は2022年に放送される予定です。
詳しくは:
ROE Visual Black Pearl V2 Premieres for Pixomondo Studio | ROE Visual
製品:
オリジナル:
https://blog.trekcore.com/2021/07/first-look-at-star-trek-discoverys-virtual-set/