Netflixとスペインでバーチャルプロダクションを急展開

オランダ・リーク（2022年11月10日）-Netflix は、スペインで開催されたPost Production Summit（ポストプロダクションサミット）において、バーチャルプロダクション技術に関する一連の独占ワークショップとイベントを開催しました。ROE Visualは、Madrid Content City（トレスカントス）のNetflixプロダクションセンターで開催されたこのイベントで、Netflixと誇りをもってコラボレーションを行いました。ROE Visualは、技術パートナーとして、Black Pearl BP2V2 LEDスクリーンを提供しました。

Netflixは、独占的なワークショップやイベントを開催し、バーチャルプロダクション技術への認識を高めるためにPost Production Summitを企画しました。その目的は、業界でますます導入が進んでいる最先端技術の知識を深めることで、それによってポストプロダクションと視覚効果のワークフローにおける会社のベストプラクティスを強化することでした。Netflixは、ROE Visualチームに、マドリッドで開催されるICVFX Summit 2022に参加し、デモとテスト用の大型LEDウォールを提供するよう要請しました。

提供されたLEDウォールは、評判の高いBlack Pearl BP2V2 LEDパネルで構成されています。幅14m×高さ4mのLEDウォールは、3 度湾曲したセットアップで構築されました。その結果、LEDキャンバスは非の打ちどころがなく、印象的なものとなりました。参加したDOPは、ワークショップで実演された、驚くほど正確な色表現にとても感心していました。

Epic Games、disguise、ARRIといった業界をリードするパートナーとともに、DOPのMiguel Angel Amoedoが発表した『La Casa de Papel』などの既存事例をもとに、バーチャルプロダクションの技術が披露されました。ワークショップでは、Netflixの超大作テーマ『Money Heist（ペーパー・ハウス）』をROE Visual BP2V2 LEDバックドロップに投影し、新しい照明コンセプトのアイデアを試すなど、Amoedoはエキサイティングな体験ができました。

バーチャルプロダクションの発展を密接にフォローし、推進しているROE Visualとそのパートナーは、バーチャルプロダクションソリューションのための主要な業界リソースとして認識されています。参加した映画やテレビのプロデューサー、カラリスト、DOPとの関わりは、双方にとって有益なものでした。ユーザーの要件とニーズを深く理解することで、ROE Visualは、その製品の範囲と提供するソリューションを向上させることができます。

「業界のパートナーや、幅広い業界の専門家の方々と一緒に時間を過ごすことができ、とても活気があります。バーチャルプロダクションをワークフローやプロジェクトに取り入れたいと考えている専門家にとっても、テクノロジーサプライヤーにとっても、このテーマについて学ぶべきことはまだたくさんあります。私たちは皆、自社の製品やソリューションを継続的に改善するよう努力しています。そのためには、実際のユーザーと個人的に関わることが最も重要なのです。このイベントを開催してくださったNetflixのスペイン＆ポルトガルのポストプロダクションディレクターのViktor Marti Farres氏と彼のチームに感謝します」と、ROE VisualのOlaf Sperwerはコメントしています。

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