ROE VisualのRuby RB1.5F、VFXスタジオで初公開
HibinoはROE VISUALと提携し、日本におけるバーチャルプロダクションスタジオを開設
深セン, 中国 (2021年5月) –Hibino株式会社は、ROE Visual社と提携し、バーチャルプロダクション技術の第一歩を踏み出しました。6月2日～4日にVFX専用スタジオをオープンし、7月1日以降にお客様をお迎えする予定です。東京にあるこのスタジオは、日本にいる映画制作者やプロデューサーのために、バーチャルプロダクション技術で仕事をする素晴らしい機会を創出します。
Hibinoグループは、日本最大級の AV プロバイダーとして、様々な製品・サービスを提供しています。ライブや音楽イベントのパイオニアであるHibinoは、新たにVFXスタジオを開設することでサービスを拡充し、日本市場にその足跡を残し続けています。
HibinoとROE Visualの長年の関係に続き、この最先端スタジオにROE Visual製品を使用することは理にかなったステップでした。ROE Visualは、この分野の仕事で幅広い専門知識を得ています。
スタジオにはRuby RB1.5FのLEDパネルが設置されています。Hibinoは、幅12m×高さ4mのメインスクリーンを作成し、この市場向けに本製品を初公開しました。さらに、LED天井と2枚のサイドスクリーンにCarbon CB5を使用し、照明を埋め込んでいます。このスタジオ環境は、CM撮影やバーチャルイベントに最適なLEDボリュームを提供し、完全な没入感を実現します。
「ROE Visual 社の製品は、最初の提携以来、約束通りの性能を発揮することができると確信しています。ROE Visualは、早くからバーチャルプロダクション市場に参入しており、専門知識と経験の両方を持っています。ディズニーの『マンダロリアン』シリーズがその証だと思います。」と、Hibinoビジュアルグループの芋川純一取締役常務執行役員はコメントしています。
「この専用LEDパネルのRuby RB1.5Fを初めて採用することができ、大変嬉しく思っています。」と芋川氏が続けます。今回、ROE VisualのRuby RB1.5Fをスタジオに導入することで、XRステージやバーチャルプロダクション関連環境で、このLEDパネルの持つ専用機能とメリットを活用することができます。Ruby RB1.5Fは、表面に反射防止加工を施し、Rec.2020色空間の85%という驚異的な色再現性を実現しています。
当スタジオでは、インカメラVFXにdisguiseの「Render Stream」を利用しています。2台のRXは、コンテンツのレンダリング専用機で、インナーフラストレーションとアウターフラストレーションに対応しています。「常に時代を先取りしている会社と一緒に仕事がしたいと思っています。最新の技術を使うことが、お客様に提供できるサービスにつながるのです。」と芋川氏は言います。
「Hibinoとは、すでに10年以上にわたる素晴らしいパートナーシップを結んでいることを誇りに思います。私が知る限り、Hibinoは常に先陣を切って、最も革新的な技術とソリューションをクライアントに提供しています。」とROE Visual 社のセールスディレクター、Grace Kuo氏はコメントしています。
この新スタジオは、Hibinoのお客様にとって、インカメラ VFX を体験していただく絶好の機会です。デジタル化が加速する中、Hibinoはその総合力を強化するため、様々な施策を積極的に展開しています。
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